癒楽木(ゆらぎ)

今日、今年の夏、予定していた木工教室の日程を全て、終了することができました。


機会を提供してくださった方々

それから、木工キットをおいてくださった方々

参加していただいた皆さん


本当に、ありがとうございました。

この夏、いろいろな場所で、開催することが出来、とても、楽しかった。


その中で、感じたこと。

子供の感じる心、可能性は、無限大。

同じキットを使っても、決して、同じ作品は出来ません。

初めて使う道具でも、数回、使うと、随分と上手になります。

今の社会は、危ないから　といって、子供の出来る力を、奪っているのかもしれません。

道具は、凶器にもなりうるものです。

だけど、もともと、道具は、人間が、よりよい生活をめざした結果、生まれてきたものです。

最近は、そのもともとの道具の意味を、忘れつつあるときもあるようにも思います。

道具は使ってこそ、その使い加減などを、理解することができ、

そのものの本当の意味を、身をもって知ることができると思います。

今、足りないものは、お金さえ出せば、大方のものは、手に入れることができます。

そのことが、ますます、足りないもの・ないものを自分で作り出そうという場を遠ざけてしまっているのかもしれません。

今年の、木工教室で、使用した道具は、かなづちやきりなど、ほんの少しの道具です。

それでも、この夏、体験したことで、

やってみよう！

この間、使ってみた道具を使ったら、うまくいくかもしれない。

というように、普段の生活で、ちょっとでも、思い出して、それを、生かしてくれるといいなと思います。

これは、木工だけに限りません。

料理でも同じ。

自分で経験したことは、自分の財産。

これからの自分の世界を広げてもくれます。



今年は、木工キットを使っての教室でしたが、

この次は、みんなが自分で欲しいものを考えて、

それを作っていけるといいなと思います。


私の中にも、この夏、経験させていただいたことで、

これから、やりたいこと　作りたいもの

また、反省すべき点や改善すべき点・・・

が、見えてきたようにも思います。

もしかしたら、私のひとりよがりの考えかもしれません。

だけど、教室に参加していただいたみんなの顔を思い出すと、

また、次も　と、考えてしまいます。

また、ぽちぽちと　これからのこと　ＵＰしていけたらと思います。

よろしくお願いします。