癒楽木(ゆらぎ)

高知の沢田マンション。
以前、本をお借りして読んである程度の知識はありましたが、
やはり、実物を見ると、感激します。
場所も山奥にあるのかと思いきや、
インター降りてすぐのとても便利なところにありました。

うんちくを知らなければ、普通のマンションとして見過ごしてしまうでしょう。
一部屋一部屋、間取りが違う。
屋上で米を作っていたこともある。
今は、作っていないそうですが、それでも、平地と見まがうような
立派な松や、池、鶏小屋などなど、目を見張るものばかり。
このマンションを建てられた沢田さんという方は、
なければ作ろう！という考えの持ち主。
屋上のクレーンもマンションを建てるのに必要ということで、
自分で作られたとのこと。


絶対自分には無理・・・できないやん・・・
という考えからはじまるのではなく、
どうしたら、作ることが出来るのか？
出来るという考えからいろいろなものを作り出したのだなと感じます。
説明の中で、
耐震は？
という質問をされたとき
それは起こってみなければわからない。
だけど、それがあるから、
自分は、このマンションの屋上に住んでいる
というようなことを言われたという話がありました。
それから、火事が起こっても、
他部屋に類焼しない構造をしているというお話もありました。

・・・他にも、たくさんお話はあったのですが、
隣は何する人ぞ・・・という世の中で、このマンションには、昔の長屋のような暖かいものを感じてしまいます。
家賃も魅力的。
張り紙に、16畳？でしたっけ？のワンルームのお部屋が、月2万5千円というのがありました。

自分の世界を狭めているのは、自分自身に他ならないということですね。

ちょこっと、張り紙の物件に心惹かれるものもありました＾＾