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アジア太平洋盆栽水石高松大会

2011年11月25日

先日、サンポートへ金澤翔子さんの書とお母さんの泰子さんの講演を聴きに行ってきました。
以前、TVで金澤翔子さんの特集の番組をみて、その書に心惹かれていました。
翔子さんの揮毫もあり、一字書きはじめるときの、息遣いにはじまり、
生で見る揮毫を息を止めて見入ってしまいました。
最近流行の高校生による書道パフォーマンスとは比べ物にならない。
師である柳田泰山先生の解説や、観客による質問コーナーもあり、
内容の濃い講演会でした。
アジア太平洋盆栽水石高松大会
アジア太平洋盆栽水石高松大会
書の展示では、盆栽と書のコラボということで、立派な盆栽と、その名の書が展示されていました。
室内は撮影禁止ということでしたので、写真はありませんが、
盆栽と書を並べて置かれている様は、圧倒されるものであり、
以前、書は、白と黒の空間の芸術ということを耳にしたことがありますが、
成程と思わせるものでした。

私は、ここまで子供を育ててきた泰子さんの生き方に色々と考えさせられました。
42歳で初めて出来た子がダウン症。
世間体から、子供がダウン症ということを隠して育ててきたこと。
毎日、母子で死ぬことばかりを考えていたということ。
里帰り出産で初孫ということで、家族にはじまり、近所の方々が祝ってくれるのに、喜べなかったこと。
帝王切開で、赤ちゃんに輸血が必要だったとき、父親は、医者から、交換輸血が必要だが、子供はダウン症だから、
輸血をせずに生かさないこともできるといわれたが、それでも、構わないと決断したこと。
あとから、それを知ったとき、どうして、生かしたのかと父親を恨んだということ。
小学校中学年になったとき、学校の先生に、学校で見られないから辞めて養護学校へ行ってくださいといわれこと。
そのやるせない思いから10歳の翔子さんに般若心境を書かせたこと。
などなど、ひとことひとこと、心にずっしりとくるお話でした。
一般的な社会生活は、競争社会。
学校へ行き、テストを受けるという時点ですでに競争です。
翔子さんは、それをできないかわりに、人を羨む・妬むなどの思いは何もない。
自分が好きだと相手も自分が好きと思う。
お母さんの翔子さんのプラスなところを伸ばしていく姿勢に頭が下がります。
自分のいなくなったあとに、翔子さんが生きていけるように、人に好かれる子供になるように、
そんな親心いっぱいの講演でした。
お母さんと翔子さんの微笑みあう姿は、ゆるぎない信頼に結ばれているものでした。
私も、母として、かくありたいもの。



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この記事へのコメント
こんばんは!
うちにもスゴイ才能のある人が何人か見つかったよ!!
子どものダメなところばっかり見て憂うより
良いところを発見することの難しさと大切さを痛感してます。
うちの事業をキッカケに才能が開花してくれたことがとても嬉しいです!!
Posted by 0ーた at 2011年11月25日 22:52
O-たさん
いつも、O-たさんの頑張っている様子、読ませていただいてます。
”杖のあと”、頑張りましたね。
どんな人にも、埋もれた才能は、何かしらあると思います。
これからのご活躍楽しみにしています。
Posted by ゆらぎゆらぎ at 2011年11月27日 13:28
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    コメント(2)